京田辺市×京都紫光クラブ株式会社 ~ふるさと納税の収益改善に向けた官民連携を開始~
- [2025年7月14日]
- ID:22551
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京田辺市と京都紫光クラブ株式会社とは、ふるさと納税業務の改善支援に関して覚書を締結し、地場産品の広告運用や寄附者へのアプローチの最適化を図るため、寄附者行動のデータ分析を活用した業務改善を官民連携により実施します。
連携の背景と目的
ふるさと納税制度は「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設され、令和5年度は1兆1千億円を超える市場に成長、各自治体は地場産品の充実や工夫を凝らしたプロモーションにより寄附者の獲得に向けた自治体間競争を繰り広げています。
そのような環境の中でふるさと納税額のより一層の獲得を目指すためには、効果的な広告プロモーションによる京田辺市の認知向上や適切なタイミングでの潜在寄附者層へのアプローチが不可欠です。
そのためには、人工知能の活用などの先進的な技術を用いた専門家による詳細な分析による効果検証や既存の取組みのブラッシュアップが必要であることから今回の取組に至ったものです。
主な取組内容
・広告効果の可視化:広告費用対効果の分析と専用の分析ツールを用いた視覚的なレポートの作成
・広告費配分の最適化:高効果地場産品の特定と重点配信、曜日・時間帯別の入札調整など
・自然流入強化:地場産品名・レビュー・画像などを改善し、ポータルサイト内での検索流入を拡大
京都紫光クラブ株式会社について
京都紫光クラブ株式会社は、関西サッカーリーグ2部に所属する伝統ある社会人クラブ「京都紫光クラブ」を運営しており、同クラブには京都大学の現役学生およびOBが参画しています。今回の取組は、同クラブ所属メンバーによるデータ分析の知見を行政課題の解決に活かす、新たな官民連携モデルです。
