京田辺市内の駅前周辺での受動喫煙防止にご協力をお願いします
- [2021年7月15日]
- ID:14472
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京田辺市内の駅前周辺での受動喫煙防止にご協力をお願いします。
2020年4月1日より改正健康増進法が全面施行され、事業所、飲食店など多くの施設において屋内が原則禁煙となるなど、望まない受動喫煙を防止する取り組みが強化されています。
京田辺市においても、2020年4月1日より市内の9か所の駅全ての駅前周辺を「受動喫煙防止啓発区域」として設定し、望まない受動喫煙を防止することについての協力を京田辺市を訪れる全ての人に対して呼びかけていきます。
区域内はもちろん、人の往来の多い場所や狭い道路など、タバコの煙を避けづらい場所での歩きたばこや座り込んでの喫煙は、タバコを吸っていない方が自分の意思に関わらず煙を吸い込んでしまうことにつながりますので、この区域に限らず、一服の前には一度周囲を見回していただくなどの配慮をよろしくお願いいたします。
1.区域設定箇所
JR松井山手駅、JR大住駅、JR京田辺駅、近鉄新田辺駅、近鉄興戸駅、JR同志社前駅、JR三山木駅、近鉄三山木駅、近鉄宮津駅
各駅周辺道路および市管理土地(添付ファイル参照)
区域位置図
- (1)松井山手駅 (ファイル名:matsuiyamate.pdf サイズ:719.04KB)
- (2)大住駅 (ファイル名:oosumi.pdf サイズ:669.06KB)
- (3)京田辺駅~新田辺駅 (ファイル名:kyoutanabe_sintanabe.pdf サイズ:651.00KB)
- (4)興戸駅 (ファイル名:koudo.pdf サイズ:743.06KB)
- (5)同志社前駅 (ファイル名:doushishamae.pdf サイズ:794.94KB)
- (6)三山木駅 (ファイル名:miyamaki.pdf サイズ:598.84KB)
- (7)宮津駅 (ファイル名:miyadsu.pdf サイズ:140.04KB)
2.受動喫煙とは
主流煙と副流煙
タバコの煙には喫煙者がフィルターを通して吸い込む「主流煙」と、タバコの先から立ち上り周囲に広がる「副流煙」の違いがあり、いずれも有害物質を含みます。このため、喫煙していない人でもタバコによる健康被害を受けてしまいます。
副流煙の有毒性
主流煙、副流煙ともに有害物質を含みますが、喫煙者が自ら吸う主流煙よりも、周囲の人が吸わされることになる副流煙の方が何倍もの有害物質を含んでいます。
タバコの煙に含まれる主たる有害物質であるニコチン、タール、一酸化炭素について比較すると、副流煙に含まれるニコチンは主流煙の2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍になります。
なお、喫煙者は主流煙、副流煙の両方を吸い込んでいます。
※1 ニコチン …依存症の元凶。血圧を上げ、心臓の負担を増す作用もある。
※2 タール …ヤニの正体。数十種類以上の発がん性物質を含む。
※3 一酸化炭素…体を酸欠状態にし、動脈硬化や心臓病などを促進する。
三次喫煙(サードスモーク)
煙草を消した後でも、煙に含まれる有害物質は喫煙者の髪の毛や衣類、部屋や車内のカーテンやソファといった布製品等に付着して残留します。それを家族が吸い込むことで受ける受動喫煙であり、残留受動喫煙とも呼ばれます。
受動喫煙による影響
受動喫煙による健康被害について、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)については関連が「確実」とされています。
特に、子どもは大人に比べて呼吸器や神経の発達が未熟なため、タバコの煙による健康被害の影響を受けやすく、呼吸器疾患や中耳炎を引き起こすことが指摘されています。また、妊婦(胎児)への影響も大きく、低体重児や早産のリスクがあります。