平和を願うモニュメント
- [2013年3月26日]
- ID:4983
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平和を願うモニュメントについて
京田辺市役所庁舎周辺には平和を願うモニュメントを設置しています。
平和の塔
市役所の正面玄関前にある平和の塔
この塔は、建立当時は、旧役場庁舎前にありましたが、庁舎の移転に伴い、昭和61年に現在の場所に移転されました。看板には、次のように記されています。
平和を願う心は、全人類が等しく希求するものです。
この塔は、草内老人クラブと広島の原爆被爆者の方がたの交流の中で送られた被爆瓦を平和のシンボルとして納め、昭和41年8月田辺町議会議員有志が中心となって建立されました。
平和都市宣言の碑
市役所前の国道307号沿いにある平和都市宣言の碑
この碑は、昭和60年7月1日に当時の田辺町議会で決議された平和都市宣言を記念して昭和62年2月に建立されました。宣言文は、次のとおりです。
(平和都市宣言決議)
真の恒久平和は、人類共通の念願である。
しかるに、核軍備の拡張は依然として強まり、世界平和、人類の生存に深刻な脅威をもたらしている。
我々は、世界唯一の核被爆国民として核兵器の恐ろしさ、被爆者の今なお続く苦しみをかみしめ、この地球上に再び広島、長崎のあの惨禍を繰り返させてはならない。
ここに我々は、日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念を生かし、継承していくことが我々に課せられた責務である。
よって非核三原則の完全な遵守を求め、あらゆる国の核兵器の廃絶と軍縮を強く訴え、平和都市たることを厳粛に宣言する。
昭和60年7月1日
京都府京田辺市議会
平和モニュメント「和」
市役所の正面ロータリー横にある平和モニュメント「和」
このモニュメントは、折り鶴をモチーフにして彫刻家により製作されました。
モニュメントには、次のメッセージが刻まれています。
和を愛し、和を語らい、
和を生きる
いま、人は永遠の和を希求し、
和をよびおこす
いま、和は和のもとへ飛翔する
平和を折り鶴に折り込み、
京田辺から「平和メッセージ」が
はばたかんとする
彫刻家 井田 彪 (いだ あきら)
平成九年八月九日
非核平和都市宣言の碑
市役所前の国道307号沿いにある非核平和都市宣言の碑
この碑は、京田辺市非核平和都市宣言から1周年を記念して、平成24年3月20日に建立されました。記念碑は、自然石に「非核平和都市宣言之碑」と刻まれ、台座に「宣言文」が設置されているほか、石の裏側には「核兵器のない平和な世界を願って」と刻まれています。
(京田辺市非核平和都市宣言)
やすらぎと希望に満ちた平和な日々を送ることは、世界の人々の願いです。
しかし、いまも世界のどこかで人間(ひと)の命の尊さを踏みにじるような争いが続き、人類は、核兵器の脅威にさらされています。
原子爆弾による広島・長崎の苦しみや悲しみが、二度と繰り返されることのないよう、私たちは、日本国憲法が掲げる平和理念に基づき、非核三原則を守り、非暴力と対話で、核兵器の廃絶と世界の平和を訴え続けなければなりません。
「戦争の悲惨さと平和や生命(いのち)の尊さを、次代を担う子どもたちに伝えたい」
「ぼくたち、わたしたちも平和な未来のためにできることをがんばります」
世代を越えて受け継がれる『平和への思い』が、世界平和への希望の光となることを信じます。
私たちは、木津川と甘南備山に包まれた豊かな自然と先人が築いてきた歴史や文化を大切にし、互いに尊敬しあい、家庭から地域、地域から世界へと笑顔と思いやりの輪を広げながら、一人ひとりが平和の実現に向けて努力することを誓い、ここに京田辺市が非核平和都市として歩むことを宣言します。
平成23年(2011年)3月20日
京都府京田辺市
京田辺非核平和都市宣言の詳しい内容については、こちらをご覧ください。