中東呼吸器症候群(MERS)について
- [2015年6月9日]
- ID:8261
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中東呼吸器症候群(MERS)について
中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)は、平成24年9月から中東諸国を中心に患者が報告されています。
また、最近では、韓国においても患者の発生が報告されています。
中東呼吸器症候群(MERS)に関する現段階での情報をお知らせします。
京都府ホームページより
中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて確認された感染症で、主に中東地域を中心に患者が報告されています。
主な症状は、発熱、せき、息切れなどで、下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても、症状が現れない人や、軽症の人もいますが、高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人では重症化する傾向があります。
感染経路は正確には判明していませんが、これまで患者から分離されたウイルスを解析した結果、中東のヒトコブラクダが感染源動物の1つであると考えられています。
また、患者の中には動物との接触歴がない人も含まれており、家族間や医療機関における患者間、患者-医療従事者間など、濃厚接触者間での感染も報告されています。ただし、季節性インフルエンザのように、次々にヒトからヒトへ感染することはなく、感染予防対策の実施が不十分な医療機関等において、限定的なヒト-ヒト感染が生じていると考えられています。
詳しくは厚生労働省のホームページなどをご覧ください。
◆中東呼吸器症候群(MERS)について(厚生労働省ホームページ)
◆中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)
◆中東呼吸器症候群(MERS)について(京都府ホームページ)
【相談窓口】
★厚生労働省 電話番号:03-5276-9337(午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除く))
★京都府 電話番号:075-414-4726(午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除く))