ザ・U.S.A.~アメリカの文化と生活~シリーズ11(広報ほっと京たなべ 令和4(2022)年12月号掲載)
- [2024年2月2日]
- ID:20020
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シリーズ11 クリスマス
メリークリスマス! CIR(国際交流員)のシャベズ・莉愛(りあ)です。
今回は、アメリカのクリスマスとその習慣を紹介します。
12 月下旬には、世界中でさまざまなお祝いごとがありますが、特に多くの人々に親しまれているのは「クリスマス」です。クリスマスはヨーロッパから世界中に広がり、その習慣が楽しまれ、特定の宗教を信仰しない人でもクリスマスをお祝いするようになりました。
シャベズ・莉愛(りあ)
12月12日、ハワイで開かれるホノルルマラソンに初挑戦します!
その後、実家のあるインディアナ州に一年ぶりに帰郷して、家族でクリスマスをお祝いして楽しみます。
皆さん、良いお年をお迎えください。
歴史
キリスト教が布教する以前の古代ヨーロッパの12 月は、冬至が過ぎると太陽が復活すると考えられていました。そのため、当時は太陽の「光」や「誕生」を祝う習慣や、1 年かけて作ったお酒の出来上がりを祝う祭りなど、さまざまな文化や祭りがありました。後に、ヨーロッパにキリスト教を布教する際、大衆に受け入れてもらうために、従来のヨーロッパの文化・習慣と、キリストの誕生を祝うことを合わせて「クリスマス」という日がつくられました。
クリスマスプレゼント
クリスマスプレゼントは一般的に、サンタクロースが子どもたちにおもちゃを贈りますが、子どもが成長し大きくなると、子から親へもプレゼントを贈ったり、カップルや友人同士で交換したりするようになります。私は高校生の時から、両親と祖母にプレゼントを贈るようになりました。
サンタからのプレゼントは、子どもが就寝中にクリスマスツリーの下に置かれ、イブやクリスマス当日の朝に家族と一緒に開封することが伝統的な習慣です。また、お菓子などの小さなプレゼントは、「Stocking(ストッキング)」に入れられます(=写真(下))。
デコレーション
クリスマスツリー
ツリーに使う木は、もみの木が多いですが、プラスチックのツリーを使う家庭もあります。木の枝に「オーナメント」という装飾を吊り下げます。このオーナメント作りは子どもたちに大人気です。
イルミネーション
12 月上旬から、家の前を電飾やサンタクロース・雪だるまの置き物などで飾ります(=写真(1))。張り切ってデコレーションする家庭が多く、一番きれいなイルミネーションの家は地元の新聞で紹介されます。また、車でイルミネーションを見物する人のために、家の前にラジオの周波数を掲示し、車のラジオをその周波数に合わせると、ラジオから流れる音楽とイルミネーションがシンクロする仕掛けをしている家もあります。
(1)
私の実家のあるインディアナ州の州都では、高さ約87mのモニュメントにクリスマスツリーをかたどったイルミネーションが登場します。市民に人気のスポットで、大勢の人が集まりクリスマスムードが盛り上がります(=写真(2))。
(2)
サンタクロース
12 月になると、子どもたちはショッピングモールなどでサンタクロースに会うことができ、希望するプレゼントを伝えます。そして、クリスマスイブの夜には、サンタがクリスマスツリーの下にプレゼントを置いてくれます。サンタは「良い子」にはプレゼントを、「悪い子」には石炭を渡すといわれています。そのため、日ごろから子どもたちの様子を観察し、「良い子」の名前を「ナイスリスト」に、「悪い子」の名前を「いたずらリスト」に書き記すと伝えられています。
クリスマスイブの夜にサンタは世界中の家庭を訪れてプレゼントを配ることから、お腹が空いているサンタのために、子どもたちは寝る前、クリスマスツリーの側にクッキーと牛乳を置きます。
ショッピングモールでサンタに会った5歳の私と4歳の弟