令和3年度 大学・地域パートナーシップ研究事業「中学校における食育」を田辺中学校で実施しました
- [2023年12月28日]
- ID:18010
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大学・地域パートナーシップ研究事業
本市では、平成27年度(2015年度)より、大学等の有する豊富な知識、技術、人材との多様な連携・交流による共同研究を通して「知の拠点化」を図ることを目的とした『大学・地域パートナーシップ研究事業』を実施しています。

食に関する家庭科授業による生徒の調理経験と食事観、自尊感情の変化
令和3年度は、同志社女子大学 生活科学部 食物栄養科学科の小切間 美保 教授と実践栄養学研究室の学生が、自尊感情が低下するといわれている中学生において「調理経験が食事観、自尊感情を高めること」の関連性を研究しました。
大学は、田辺中学校2、3年生の生徒およそ530名を対象に、調理経験や食事観、自尊感情について、タブレットを活用した無記名のWeb調査を実施し、中学生において「調理経験」は、食への意識を表す「食事観」に影響し、さらに「食事観」は自分に対して良い評価を持つ状態を指す「自尊感情」や「教科に対する関心」に影響する可能性を認めました。
また、2年生には、自分自身の食習慣を見直し改善できる能力を身に着けることを目的とした食育講習や夏休みのワーク、レシピ動画の公開などを行いました。
本事業は、令和4年度も引き続き大学と連携して田辺中学校において、中学生への食育の方法を検討するための調査研究と食育を実施します。
令和3年度の総括として、同研究室の作成した『事業報告書』をご紹介します。

令和3年度 大学・地域パートナーシップ研究事業 報告書
同志社女子大学 生活科学部 食物栄養科学科 実践栄養学研究室 作成
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