令和2年度 大学・地域パートナーシップ研究事業「小学校における国際理解学習」を田辺東小学校で実施しました
- [2021年3月5日]
- ID:17721
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小学校における国際理解学習
京田辺市と同志社女子大学との連携事業の一環として、田辺東小学校6年生児童37人が、家庭科の授業「持続可能な社会を生きる」の単元において、大学生らによるSDGs出前授業『プラスチックごみの問題から、より良い社会のアイデアを考える』に取り組みました。
授業を計画したのは、同志社女子大学 現代社会学部 現代こども学科3回生(藤原 孝章 特任教授ゼミ)9名で、授業は、同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の外国人留学生5名が加わり実施されました。
児童は「プラスチックごみの問題」に関連する企業の取り組みとして、「紙製のお菓子の包装」や「紙ストロー」「野菜から作られたクレヨン」があることを学習し、留学生から母国での「ゴミ袋製造制限」や「容器持参型の買い物」等の取り組みについて説明を聞きました。
その後、グループごとに「ゴミ問題を解決するためのアイデア」として、「1年生のプラスチックの筆箱をリサイクルして布製の筆箱に作り替える」や「海のゴミを集めて家具に作り替える」「食べることのできるちくわのストローを作る」などのアイデアを出し、それらとSDGsの17個の目標との繋がりを考えました。
最後に、授業を実施した同志社女子大学の学生から「みんなが自分事として考えたアイデアは、未来に繋がっている。これからも未来について考える気持ちを忘れず大切にしてほしい」とメッセージが伝えられ、手作りの「小学校で取り組めるSDGsポスター」と「紙製のしおり」がプレゼントされました。
授業の様子
小学校におけるSDGs学習
令和2年度実施の学習指導要領の中で、「一人一人の児童が持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる」として新たに記載され、各教科において関連させた学習を推進しています。