第1期京田辺市国際交流プロモーター活動レポート!part6
- [2020年9月8日]
- ID:15370
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京田辺市国際交流プロモーターとは?
本市では子ども達や市民の方々が世界に目を向け、多様な価値観を持てるように、市民同士が継続的に交流のできる海外都市の発掘に取り組んでいます。
平成30年度より海外都市との交流に係るきっかけづくりとなるよう、同志社女子大学と連携し、海外の大学への留学が必修とされる学芸学部国際教養学科の学生数名を「京田辺市国際交流プロモーター」に任命しています。
プロモーターは留学前に事前研修を受けた上で、留学先で本市の紹介や本市で生産された抹茶によるお点前披露等を行い、留学先の人々や団体に本市への興味関心を持ってもらい、交流事業実施に繋げるための活動を行っています。
京田辺市国際交流プロモーターの活動レポート!
学生
西村 汐音 さん
留学先
留学期間
2018年8月~2019年5月
活動レポート(2019年1月)
私は今、留学先のアメリカ合衆国バーモント州で活動しています。
主に、現地の生徒や留学生、教職員等に向けて、京田辺市のPR動画や自身で作成したパワーポイントを使いながら市の紹介を行っています。また、抹茶のお点前披露、試飲、体験などを通じて、楽しんでもらえるよう工夫しながら京田辺市や抹茶の良さを広めています。
私が住んでいるキャスルトン市は、ニューヨーク州から車で15分ほどの距離に位置しているのですが、山々に囲まれた自然豊かな田舎町です。隣接するラットランド市は、同志社大学と所縁のあるまちなのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。しかし、この辺りでは日本人はおろか、留学生や移民なども本当に少ないです。多文化主義のアメリカとはかけ離れた地域なので、日本について詳しい方も少なく、抹茶自体を知らない方も沢山います。そんな中で、抹茶の効能(美肌、アンチエイジングなど)を現地の方に伝えると驚かれたり、抹茶本来の味が苦手な方でも、抹茶を使ったお菓子は美味しいと言ってもらえたり、この活動を通して嬉しく感じる瞬間が多々あります。特に、京田辺市の茶舗が販売している抹茶味のチョコボールは、アメリカ人に限らず各国の留学生に大変人気です。今後も、京田辺市と私が住むまちに繋がりができるよう活動を進めていきたいと思っています。
活動レポート(2019年5月)
アメリカバーモント州のキャスルトン小学校と市立田辺小学校との手紙(ポストカード)の交換事業を実施しました。
キャスルトン小学校からは4年生と6年生の32名の児童が、日本語で自分の名前を、英語で好きな科目や遊びを書いた手紙を日本に向けて送り、田辺小学校からは97名の6年生の児童が、英語で自分の名前や好きなスポーツ、食べ物などを書いた手紙をアメリカに送りました。
返事として田辺小学校からの手紙を受け取り、キャッスルトン小学校に渡しに行った時の子供たちの反応は今でも忘れられません。この活動を通して自分にとっても、また日本とキャッスルトンの子供たちにとっても素敵な思い出ができたことをとても嬉しく思います。