第1期京田辺市国際交流プロモーター活動レポート!part3
- [2020年9月8日]
- ID:15367
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京田辺市国際交流プロモーターとは?
本市では子ども達や市民の方々が世界に目を向け、多様な価値観を持てるように、市民同士が継続的に交流のできる海外都市の発掘に取り組んでいます。
平成30年度より海外都市との交流に係るきっかけづくりとなるよう、同志社女子大学と連携し、海外の大学への留学が必修とされる学芸学部国際教養学科の学生数名を「京田辺市国際交流プロモーター」に任命しています。
プロモーターは留学前に事前研修を受けた上で、留学先で本市の紹介や本市で生産された抹茶によるお点前披露等を行い、留学先の人々や団体に本市への興味関心を持ってもらい、交流事業実施に繋げるための活動を行っています。
京田辺市国際交流プロモーターの活動レポート!
学生
大塚 菜々子 さん
留学先
留学期間
2018年8月~2019年5月
活動レポート(2019年8月)
私は、昨年の8月から約9ヵ月間アメリカのニューヨーク州にあるWells Collegeに留学してプロモーター活動を行い、今年の5月に日本に帰国しました。
Wells Collegeはニューヨーク州の中でもカナダの近くに位置しており、大学の目の前には湖があってとても自然に恵まれた環境でした。全校生徒も約500人と小規模な大学なので、多くの生徒や先生と関わることができました。
私はジャパニーズカルチャークラブに所属してカフェの運営に協力し、プロモーター活動としても、そこで先生や生徒に京田辺産の抹茶を点てて振る舞いました。初めて飲む抹茶の苦みに苦戦する人もいましたが、お点前の手順や茶道具に興味を持つ人も多く、抹茶の振る舞いを通して京田辺や日本の文化を伝えられたことを実感しました。またこの際に、京田辺市のPR動画を流すと「遊びに行きたい!」とたくさんの人が言ってくれました。
他にも、大学の近くに住む先生に協力してもらい、隣の市と姉妹都市を結ぶ案を出しました。現在もこの計画は継続中です。多くのアメリカ人は抹茶のお菓子が好きなので、京田辺市でお茶を生産していることは大きなアピールポイントだと感じました。
この活動を通して、自分から京田辺市を紹介する機会を作ることはとてもやりがいがあることだと分かりました。はじめは英語で抹茶の説明や京田辺市の宣伝をするのは簡単ではありませんでしたが、まずは身近な人に話してみて、興味を持ってくれた話題を広げていくように心がけました。プロモーターの活動を通して京田辺市や日本の良さを伝えることができました。