『個性キラリ☆自分流』第55回 Felixia株式会社 代表取締役 上浦 有賀 さん 「諦めずに自分の可能性を信じて」
- [2024年10月18日]
- ID:21577
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上浦 有賀 さん(Felixia株式会社 代表取締役)「諦めずに自分の可能性を信じて」

上浦 有賀(かみうら ゆか) さん
Felixia株式会社 代表取締役
ご趣味は
趣味はバレエや演劇鑑賞です。また、京都市内の寺院巡りをするのも好きです。
事業の内容は
WEB広告の代理店をやっており、企業が商品やサービスをSNS(Instagram、Facebook、You Tube、LINE、Tik Tokなど)で宣伝する際の集客やマーケティングをお手伝いしています。特に女性向けの商品サービスに強みがあります。
起業されたきっかけと経緯は
元々は大学を卒業してから東京都内の外資系IT企業で営業の仕事をしていたのですが、出産後に足が悪くなって松葉杖生活となり、営業に復帰するのが難しくそのまま退職しました。その後、家で出来る仕事を探したことが起業したきっかけです。最初は家でブログを書くことから始めて、軌道に乗ってきたので一年後に法人化しました。
現在スタッフは10人弱おり、全員フルリモートで日本全国つながって仕事をしています。自宅で働けるので、スタッフは子どもがいるお母さんが多いです。
起業して大変だったこと、良かったことは
会社は現在8期目になりました。最初の数年は、おかげさまで順調に業績を伸ばせたのですが、4期目に売上が下がり、会社としての危機もありました。その時は「ピンチはチャンス!」と思い、新しい事業に挑戦することで業績をさらに伸ばすことができました。副社長である夫も経営相談に乗ってくれてアドバイスをしてくれました。
良かったことは、家で仕事が出来るということと、自分で時間をコントロールしやすいということです。子どもが4時くらいに小学校から帰ってくるので、家庭と仕事を両立しやすいと思います。子どもや家族の時間を大切にしています。
仕事をする上で気を付けていることは
自宅で仕事をしていると一人でパソコンに向かって作業する時間が長くなりますが、WEBを介して物やサービスを購入してくれる相手がいるということを常に意識して仕事をするように気を付けています。
ご家族などの反応は
夫は最初から協力的で、公私ともに率先して手伝ってくれます。私生活では私の足が悪いため、家事や育児を主体的にしてくれて、とても感謝しています。子どもも触発されているのか、将来何か挑戦してみたいと話しています。
一日のスケジュールは
朝は6時半に起床して朝食を用意し、7時半頃に子どもが学校に行くのを見送った後、8時から8時半頃に仕事をはじめます。子どもが学校から帰ってくる時間まで、集中して仕事をしています。子どもが帰ってからは仕事モードが終わってお母さんモードになってしまうので、そこで仕事は終わりです。他のスタッフも同じような働き方ですが、中には夜に子どもが寝てから仕事をしたいお母さんもいますので、そのような方は夜に仕事をするなど、柔軟に働いています。
日頃心がけていることは
自宅で働いているので、オンとオフをはっきり自分の中で決めることを心がけています。営業で働いていた時は無理をしてよく体調を崩していましたが、何かを続けるのに体を壊しては意味が無いということに気づき、「無理をしない」ようにしています。効率をよくすれば成果は出せるというのが分かってきたので、短時間で集中して仕事をする時間と、プライベートでゆっくり休む時間のメリハリをつけるようにしています。
また、WEB業界はトレンドがすぐに変わり、変化のスピードが速いので、世の中の流行やトレンドに乗り遅れないように心がけています。
今後の抱負は
京田辺市にご縁があって来たので、何か地域の人に貢献したいという気持ちがあります。今は「やりたい」と思ったらネットで調べてすぐにやれる世の中ですし、就職や結婚、出産などターニングポイントが多い女性にとって、諦めないことが大切であるとお伝えできたらと思います。
インタビューを通じて・・・
病気や経営難などの困難があっても、諦めずに家族と協力しながら自分のやりたいことを実現された上浦さん。その前向きな考え方が、成功の秘訣ではないでしょうか。
ご協力ありがとうございました。
お問い合わせ
京田辺市役所市民部人権啓発推進課
電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336
ファックス: 0774-64-1305
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