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あしあと

    『個性キラリ☆自分流』第52回 NPO法人そよかぜ子育てサポート 子育てひろばてふてふ リーダー 五月女 智美 さん 「あるがままの居場所づくりを目指して」

    • [2024年2月14日]
    • ID:20238

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    五月女 智美 さん(NPO法人そよかぜ子育てサポート 子育てひろばてふてふ リーダー)「あるがままの居場所づくりを目指して」

    田中さん写真



    五月女 智美(そうとめ ともみ) さん

    NPO法人そよかぜ子育てサポート 子育てひろばてふてふ リーダー

    ご趣味は

     趣味は沢山あります。音楽が好きで、バンドを組んでいたこともあります。また、小さな劇団を観劇するのも好きです。

     コロナ禍に子どもからK-POPを勧められたのをきっかに、今では韓国語を学んだりなど、韓国文化にどっぷりとはまっています。

     暇があれば服作りもしてみたいですし、日頃は頭を空っぽにしたいのでYouTubeを見ます。

    子育てひろばてふてふの活動は

     てふてふは、13年前にNPO法人そよかぜ子育てサポートが市から委託を受けて、妊婦さんから3歳の乳幼児を持つ保護者が安心して子育てが出来る居場所づくりをしています。子どもや親同士が友達をつくったり子育ての悩みを聞いたり、地域とつながれるようお手伝いをしています。

     NPO法人そよかぜ子育てサポートは他にも、訪問相談支援事業の「とんとん・ママ」や、幼稚園に行く前のお子さんが集まれる「そよかぜナースリー」、「まゆあいのおうち保育園」、「ファミリー・サポート・センター」、3世代交流の場所「もどり場だんだんみんなのおうち」といった幅広い活動をしています。私は、今「てふてふ」と「とんとん・ママ」に携わっています。

     最近ではお父さんの利用も増え、子育てに前向きなお父さんが増えたと実感しています。誰もがほっこりできる居場所づくりを心がけてきたからだと思っています。また、年に3回日曜日に、パパ中心に参加できる日を設けたり、おじいちゃんおばあちゃんに触れ合っていただける交流イベントや、発達のでこぼこが気になるママ達が情報交換できるひろばなど一人一人のニーズに寄り添った活動をしています。

    活動をするようになったきっかけは

     てふてふの活動は、広島から引っ越してきて下の子が幼稚園に行くようになった際に声をかけてもらい、軽い気持ちで始めたのがきっかけです。京田辺市では子育てひろばという事業が初めてだったので、一から立ち上げるのは面白そうだなと思いました。

     活動はとても自分には合っていて、やりがいをとても感じています。親子の笑顔を見ているだけで嬉しくて幸せを感じます。

    活動の中で嬉しかったことは

     利用者さんから、「ここがあったから、やっていけました。」「ここがあったから2人目が産めました。」と言われた時は、やっていて良かったと思いました。

     ひろばにずっといるので、お子さんの成長していく姿を見てママやパパと成長を喜び合えることが嬉しいです。先日、大学生のボランティアさんが「中学校の職場体験で来たことがあります。」と言ったのをお聞きして、てふてふを忘れずにいてくれることがとても嬉しかったです。

    活動の中で大変だったことは

     苦労したことは、仕事と育児の両立です。夫は単身赴任が多く、下の子が小学校2年生になる頃から広島へ行き、その後海外に行ってしまい、ほとんどワンオペでした。「やれないんじゃない、やる!」と思って両立していましたが、大変すぎてその頃の記憶はないです。とにかく時間がなく、自分が時にお父さん役になったりしなければならないこともありました。精神的にしんどい時は、職場の皆に悩みを聞いてもらって、何とかやっていけたと思います。

     子育てひろばはシフト制で無理なく働けるので、家族を第一にしてもらう職場づくりを心がけています。お子さんがまだ小さい職員もいるので、子どもが風邪をひいた時などは、「お互い様」でシフトを代わったりしています。

    ご家族の反応は

     始める頃は子どもがまだ小さかったこともあって、夫は「大丈夫?鍵っ子にならない?」と心配していましたが、私が「大丈夫、大丈夫!」と言っていたので、それからは応援してくれました。子どもも応援してくれて、「仕事に行かないで!」といったことはなかったです。今では相談相手になってくれています。

    日頃心がけていることは

     自分が一番健康でないとこの仕事はできないので、心身ともに健康でいることを心がけています。毎日6時には起床して30分散歩に行きます。それから朝ごはんやお弁当を作って仕事に行き、夜はお酒を飲みながらYouTubeを見て、10時半には寝ます。私を含めスタッフ、利用者さんも「無理なく、自分らしくあるがままで」いられるよう心がけています。

    今後の目標は

     「京田辺市と言えば、そよかぜ子育てサポートがあるよね」と言われ続けたいです。4月から理事長になるので、色々な事業がある中、課題やニーズを常に考えて、今私たちに何が出来るのか感覚を研ぎ澄ましながら、誰も取りこぼさない支援が出来たらと思います。「寄り添い型の支援」を大事にしていきたいです。今幸せだと思う利用者さんが少しでも増えることを願っています。

    インタビューを通じて・・・

     「これからも、親子でほっこり過ごせる居場所づくりをしたい」とおっしゃっていた五月女さん。その自然体の姿が、これからも子どもや保護者の心のよりどころになるのではないでしょうか。

     ご協力ありがとうございました。

    お問い合わせ

    京田辺市役所市民部人権啓発推進課

    電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336

    ファックス: 0774-64-1305

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