「LGBT」って?
- [2021年6月1日]
- ID:15662
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LGBTということばを、近頃よく耳にしませんか?

LGBTとは、生まれついた性にかかわらず「どのような人を好きになるか(性的指向)」や、「自分の性をどのように認識するか(性自認)」により分類される、多様な性を示すことばです。

たとえば……何気ない会話
あくまでも一例ですが、以下のような会話があるとします。
A:Bちゃんってさ、彼氏はいるの?
B:彼氏と言っていいのか、付き合っている人はいなくはないけど。
A:え? どんな人? イケメン?
B:……まあ、性格は、イケメンと言えなくはないかな。
A:えー興味あるなー。今度会わせてよ。
B:また今度ね。でも、すごく忙しい人だからなあ。あまり期待しないでね。
Bさんの答えは、なんとも歯切れが悪い感じがします。
実はBさんは、付き合っている人をAさんに会わせたくないのかもしれません。
その理由は、もしかすると、付き合っている人が同性だからなのかもしれません。

または、こちらも一例ですが、以下のような会話があるとします。
C:D君さー。やたらピンクの服とか着るの、やめた方がいいよ。
D:なんで? 可愛いじゃん。
C:あまり言いたくないけど、周りの人が「オカマ」とか「オネエ」とかって噂してるからさ。
D:えー、ちょっとショックなんだけどー。
C:僕はD君のこと小学校から知ってるから、ちょっとナヨナヨしてても「オカマ」なんて思わないけど、もうちょっと服装とか振る舞いとか男らしくした方が良いよ。
Dさんは、もしかすると自分のことを男の子だと思っていないのかもしれません。
ふんわりしたトップスに、ドレープのきいたスカートというコーデを楽しみたいのかもしれません。
しかし、周りからの視線を恐れて、可愛らしい色のメンズファッションにとどめているのかもしれません。
もしそうだとすると、男らしく振る舞えというアドバイスは、Dさんにとって苦痛でしかないはずです。


性のあり様は一様ではありません
想像してみましょう。
当たり前のように異性を好きになる人がいる一方で、
同性や両性を好きになったり、
生まれついた性と心の性が一致しない人などがいます。
そのことにより向けられる心ない言動に
傷ついている人がいます。
そのことを打ち明けることにより、
奇異の目で見られることに、怯えている人がいます。




LGBTって?
LGBTは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーという多様な性のあり様の頭文字をとった言葉であるとともに、「性的少数者」を表す言葉として使われます。

LGBT啓発リーフレットのダウンロード
このたび、本市では、性的少数者の存在や人権について、周知・啓発するためのリーフレットを作成しました。
詳しくは以下をご覧ください。
LGBT(性的少数者)について 知ろう・考えよう~多様な性~(令和3年5月作成)
お問い合わせ
京田辺市役所市民部人権啓発推進課
電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336
ファックス: 0774-64-1305
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