【ご参加ありがとうございました】犯罪被害者支援に関する公開講座を開催しました(2019年1月31日実施)
- [2019年2月15日]
- ID:13180
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犯罪被害者支援に関する公開講座を開催しました
京田辺市と公益社団法人京都犯罪被害者支援センターは、犯罪被害者等が置かれている状況や支援に関することについて理解を深め、社会全体で犯罪被害者等を温かく支えていくために、公開講座 ~社会全体で被害者を支えるために~ を開催しました。
今回は、平成21年に大阪府内で発生した少年犯罪により、当時15歳のご子息を亡くされた、大久保巌さんによりご講演いただきました。この事件の裁判は、少年事件でありながら裁判員裁判になったほか、その判決の際には裁判長から異例の言及があるなど社会的影響が大きく、少年法改正のきっかけとなりました。大久保さんから語られた怒りと苦悩は、多くの来場者の一人一人の心に届きました。
京田辺市内のほか、市外からも多数のみなさんに足をお運びいただきました。ありがとうございました。
当日の様子
講演会風景
大久保さんによるご講演
被害者支援についてお話をお伺いしました
開催概要
- 開催日時 2019年(平成31年)1月31日(木)
- 開催場所 京田辺市社会福祉センター第1研修室
- 参加人数 60名
講演
【講 師】
大久保 巌さん(少年犯罪被害当事者の会・犯罪被害者遺族)
【演 題】
我が子を少年に殺された親の苦悩
その他
主 催: 公益社団法人京都犯罪被害者支援センター
共 催: 京田辺市
後 援: 京都府田辺警察署 ・ 綴喜犯罪被害者支援連絡協議会
参加された方からの寄せられた感想やご意見(アンケートより一部抜粋)
- 被害にあわれた方々の、歯がゆい思いが沢山伝わりました。もっともっと被害者の事、家族の大変さが理解されると共に、改善されることを強く思います。
- 被害者家族の生の声を聞かせて頂くたびに心が痛みます。普通の日常が一変した時、マスコミや世間の対応によって、より苦痛、悲しみが増すことも多く考えさせられた。
- 犯罪者を出さない社会の構築が大切です。
- いつも思うが、いつ、どこで誰が犯罪や事故にあうか分からない。支援の輪を広げて、心のケアができる社会になるよう願う。
- 犯罪被害者の現状および被害者遺族のつらい心情などや、司法の現状も知ることができた。被害者よりも加害者優先になっている考え方はあまり納得いかないと思った。少年犯罪に対して色々と修正していかなければならないと感じました。遺族の方の支援は大事であり、必要であると思いました。
- 犯罪被害者遺族当事者の話は大変心に響き、胸に詰まる思いでした。私自身、二人の子供の母親として理不尽なことで我が子を失う事の悲しさ、つらさを感じた。
- 同じ子を持つ親として、胸が詰まる思いでした。やり場のない、持っていく場所がない思いが、遺族のその後の行動(法改正)につながったのだと思います。
ほかにも多くの感想、ご意見をいただきました。ありがとうございました。
お問い合わせ
京田辺市役所市民部人権啓発推進課
電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336
ファックス: 0774-64-1305
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