★高齢者に多いこんな事故に注意！

1錠ずつ切り離した薬を包装シートごと飲み込んでしまう事故が発生しています。
包装シートごと飲み込んでしまうと自分で取り出すことは難しく、X線写真にも写りにくいため内視鏡で取り出すことになり身体への負担も大きくなります。

・1錠ずつに切り離さないこと！はさみで1錠ずつに切ってしまうと、間違えて飲んでしまうサイズになる上、切った角が鋭くなり、間違えて飲んだ場合にのどや食道などを傷つける危険があります。

・高齢者の事故が目立つので、家族など周りにいる人も気を配りましょう。

・自覚症状がない場合もあります。飲み込んだかもしれないと思ったら、すぐに医師の診察を受けましょう。

・1回分ずつの薬を袋にまとめて入れる「一包化」ができないか薬剤師等に相談してみましょう。

浴室で高さ調節ができるいすを使用していたところ、高さ調節部分の不具合で、片方の脚が突然低くなり、バランスをくずして転倒し頭部を打撲したといった事故が発生しています。
国民生活センターの商品テストの結果、長期使用により高さ調節の部分にある金属製のバネにさびが発生し、変形したことで調節部分を固定できなくなったために脚が急に縮んでしまったものと考えられました。

・使用前に高さ調節の部分が破損していないか、ねじのゆるみがないか確認しましょう。

・バネにさびが発生している場合は使用を中止しましょう。

・バネがステンレス製のものは鉄製に比べさびの心配が少なくなります。購入の際は材質の表示を確認しましょう。

出典：国民生活センター「くらしの危険」

・肉眼で見える炎に比べ、赤外線カメラで見た炎は鍋底から大きくはみだしています。コンロに近づき過ぎるとはみだした炎や熱により、衣服に火がつきますので注意しましょう。

・毛足の長いもの、袖口がたれ下がったデザインの衣服は火が着きやすいので特に気をつけましょう。　

・砂利、傾斜など不安定な場所で使用しないようにしましょう。

・脚立をまたいで使用しないようにしましょう。

・天板に乗って作業するのを禁じているものがあります。取扱い説明書で必ず確認しましょう。

出典：独立行政法人　製品評価技術基盤機構