★強引な貴金属の訪問買い取り業者にご用心！！！～不用品の処分は慎重に～

「着なくなった着物、はかなくなった靴はありませんか？　不用品など何でも買い取ります」と女性から電話があり家に来てもらうことにした。

男性が来たが着物、靴の話はせず、「使わなくなった貴金属があるでしょう」と言われた。金のネックレスなどを見せると、「ぜひ買い取りたい」と言われ、いったんは断ったがしつこくせまられ、怖くなって言われるがままの金額で売ってしまった。あとでよく考えると思い出のある物だし、安く買い取られたように思う。取り戻したい。

このように買い取り業者が訪問し、貴金属を強引に買い取られたといった相談がセンターに寄せられています。

被害防止のポイント

・最初は「何でも買い取る」と電話がありますが、目的は「貴金属の買い取り」です。

・買い取りを希望しない場合は最初の電話できっぱり断りましょう。断っているのに勧誘を続けることは禁止されています。

・業者が家に来るときはできるだけひとりで対応せず、家族や近所の人に同席してもらいましょう。

・法律で定められた書面を受け取ってから8日間は無条件で契約の解除（クーリングオフ）ができます。（自動車、家具、家電、本、CD，DVDなどは対象外です。詳しくは消費生活センターへお問い合わせください）

・物品はその場ですぐ渡さず（クーリングオフ期間中は引き渡しを断ることができます）、買い取り価格や条件などをじっくり検討しましょう。

・断っても帰らない、怖い思いをしたら110番通報しましょう。

困ったときは消費生活センターにご相談ください。

　＜相談・問合せ先＞

消費生活センター　0774－63―1240

（平日午前9時～午後4時　正午～午後1時を除く）