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あしあと

    『個性キラリ☆自分流』第25回~消防団員として活躍する女性~消防団員 白川 紀子さん「消防団から新たな地域活動を」

    • [2021年12月22日]
    • ID:10949

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    白川紀子さん(消防団員)「消防団から新たな地域活動を」

    しらかわ のりこ
    白川 紀子 さん
    消防団第3分団第4部(新興戸)

    消防団に入ったきっかけは

     新興戸には長年消防団がなかったことと、あと一人入れば消防団が結成できると知ったためです。

     12年前に新興戸に引っ越してきて以来、自治会班長、本部副会長と地域の役員を務めてきました。子ども会会長を務めていた頃、新興戸の消防団があと1名で立ち上げられることを知り、消防団員募集のチラシを確認したところ「女性可」との記載もあったため、少しでも役に立てるならという気持ちで入りました。日頃は自宅でお菓子教室をしており、防災や消防に関する活動は初めてのことでしたが、家族も応援してくれました。夫や子どもから「制服姿がかっこいいね」と言ってもらえるのが励みになります。

     今では団員も増え、現在は地域で10人が消防団員として活動しています。

    活動の内容は

     消防団の役割は、災害時に消防士の消火活動を補助することです。私も昨年の火災事案の際、連絡を受け、ポンプ車で出動して交通製理をしたことがあります。

     平時の活動は主に器具庫の点検や町内の巡回です。消防団普及のための街頭啓発など、広報活動も行います。また、消防繰法大会の前には、行進や消火活動の練習も行います。

     日中働いている団員もいるので、会議や訓練は夜に行うようにしています。会議や訓練などの出席・欠席にも柔軟に対応できていることが、団員の続けやすさの秘訣です。

    女性の中には不安に思う人もいるのでは

     消防繰法などの訓練や大会では、体の距離が近いという理由で、ホースの筒先を二人で持つような作業は、男女がペアにならないよう配役されます。

     私自身は実家の大工を手伝っていたこともあり、体力面で困難を感じたことはありませんが、ホースの受け渡しなどにもコツがあり、体の使い方や支えるポイントなどを習得すれば、体力に自信のない女性でも十分できると思います。 


    心掛けていることは

     その場の状況に応じて必要な行動を取ることを心掛けていますが、私が動くことで男性団員があわてて手を貸してくれることがあります。女性団員が少ない現状では、私が動くことで男性に余計な気を遣わせてしまうのかもしれませんが、女性が増えれば徐々に変わるのではないかと思っています。10年は続けたいと考えているので、その間に後進を育成できるかが課題です。

    成長を感じることは

     地域活動により一層熱意を持って臨むようになりました。普段の生活では知り合うことのない人たちに出会え、年齢や仕事が異なる人たちと交流が持てるのも、消防団の良さだと思います。今は新興戸消防団員で地区の文化祭に出展するなど、さらに新しい活動ができないか模索中です。

     自宅を開放したお菓子教室では、地域のお母さん達が一時的にでも育児から離れ自分の時間が持てるよう、子ども達だけで出来るお菓子作りを提案するなどしています。

    今後の抱負を教えてください

     消防団を活気のあるものにしたいです。現在は10名の消防団でも、小さな力が集まれば大きな力になります。心のどこかで協力したいと思っている人たちがもっと気軽に集まれるよう、努力していきたいです。

    インタビューを通じて・・・

     現在も複数の地域活動に参加されているという白川さん。今後ますます活動の幅を広げていこうとする積極的な姿勢に、活力をいただきました。

    お問い合わせ

    京田辺市役所市民部人権啓発推進課

    電話: (人権啓発)0774-64-1336、0774-62-4343(男女共同参画)0774-64-1336

    ファックス: 0774-64-1305

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