犯罪被害に遭われた方へ

ある日突然、何の落ち度もなく犯罪に巻き込まれ、傷害を負ったり、命を奪われる可能性があります。

犯罪被害に遭うと、身体的にも精神的にも不調が現れ、食べたり眠ったり笑ったり、これまで当たり前にできていたことが難しくなることがあります。

• 「あのときこうしていれば」と自責の念をぬぐえない。
• 突如怒りや復讐心がこみ上げてくる。
• 孤独感・疎外感を感じる。
• やる気が出ない。
• 気付くと時間が経っている。
• 食欲がない。
• 眠れない。
• 下痢や吐き気に見舞われる。
• 判断力や記憶力が低下する。

こうした症状は何も異常なことではなく、突然大きなショックを受けた後では誰でも起こりうる正常なことです。
犯罪による直接的な被害を一時的被害と言うのに対し、事件後の周囲からの反応やマスコミの取材・報道等によるストレスなど、それ以外の問題や被害を二次的被害と言います。周囲の視線が怖くて、上手く人に伝えられる自信がなくて、相談して心配をかけたくなくて等さまざまな理由で、被害に遭っても誰にも相談できずに一人で悩んでいる方々も多くいます。
これまでの生活を少しでも早く取り戻せるように、ひとりで悩まず、ご相談ください。焦らず、寄り添い、支えてくれる人がたくさんいます。

・相談窓口の設置

・市で横断的に支援するための連絡会議の設置

・犯罪被害者等への見舞金の給付

・その他、必要な支援の実施