★着衣着火にご用心!毎年約100人の方が亡くなっています!
- [2021年12月14日]
- ID:17061
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火に近づき過ぎない!火力の調節、適切な服装で事故予防
着衣着火により、毎年約100人の方が亡くなっています。
そのうち8割以上が65歳以上の高齢者です。
寒くなり、ガスコンロでの鍋料理やストーブなどの暖房機器等で火を扱う機会が増えますが、
冬は空気の乾燥により火災が発生しやすいので、火を扱う際は、以下のことに注意して着衣着火を防ぎましょう。

事故を防ぐために

火に近づきすぎないようにしましょう
手を伸ばしたり、かがんだりすると、意図せず体が火に接近する可能性があります。

火力の調節とこまめな消火を心掛けましょう
調理の際は、炎が鍋底からはみ出さないように気を付けてください。
「ながら掃除」などはせず、火のそばで作業するときは一旦火を消しましょう。

服装に注意しましょう

袖口やすそが広がっている衣服、ストールなど垂れ下がるものは、火を扱う際には身に着けないようにしましょう。
また、衣服の表面が毛羽立った素材は、わずかな炎が接触しただけでも毛羽部分に火が付き一瞬のうちに表面に火が走るので注意しましょう。

仏壇のろうそくにも注意しましょう
ろうそくの火が灯った状態で仏壇周りで手を伸ばすような動作により、着衣着火している事故が発生しています。
供え物の花を替える際や、掃除する際は、ろうそくの火を消しましょう。

火の周囲にも注意しましょう

風が吹くような場所は、着火すると燃え広がり大変危険です。
また、引火しやすい液体等が付着したままの服で火に近づかないでください。

手指消毒用のアルコールに注意しましょう
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、手指の消毒等のため消毒用アルコールを使用する機会が増えています。
消毒用アルコールは火気により引火しやすいため、手指消毒の際アルコールが衣服に染み込んでしまうと、直後に火のそばに近づいた場合、衣服に着火する危険がありますので注意しましょう。

万が一のときは
万が一、着衣着火が起きたら、脱ぐ・叩く・水をかけるなどして早急に消火してください。
やけどを負った場合はすぐに水で冷やし、医療機関を受診してください。
出典:消費者庁11月17日付NewsRelease
着衣着火に御用心!消費者庁NewsRelease
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