【令和3年5月19日開催結果】京田辺市文化財保護審議会

・会議次第

・京田辺市文化財保護審議会　委員名簿

・資料1　開発の概要と経過

・資料2　天理山古墳群試掘確認調査について

薪山垣外他地内における大規模宅地造成に係る埋蔵文化財発掘調査等の対応について、事務局より報告を行い、委員より下記の意見が出された。

・天理山3号墳は前方後円墳として評価することができ、重要な遺跡といえる。

・天理山古墳群は、1～4号墳以外にも古墳が存在するのであれば、それらも含めて保存することが必要である。

・酬恩庵一休寺および周辺の景観を守り、酬恩庵に関連する遺構があれば、それらも保存するべきである。

・追加の試掘調査を実施し、開発予定地全域にどのような遺跡が存在するか確認することが必要である。

・開発予定地全域の保存に向けて、国や府と連携しながら対応することが望ましい。

・市民へ向けて広く広報活動を行うべきである。現地説明会等を適切な時期に実施することが望ましい。

（結果）

開発予定地には、天理山古墳群をはじめ、酬恩庵一休寺、黙黙寺跡などさまざまな文化財が重なって存在しているため、全域の保存と保全を目指し、スピード感をもって対応すべきである。

京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課

電話: 0774-64-1300