「あしあとファイル」「連絡シート」について

「あしあとファイル」「連絡シート」（移行支援シート）は、乳幼児期から自立社会参加までの健やかな成長や豊かな生活を願い、ご本人やご家族を支援するため、お子さん（ご本人）の生活、教育、医療、保健、福祉等に関する情報を記録していくものです。

医療機関や教育、福祉関係機関など、新たに関わろうとした場合、ご本人の性格や特長、配慮がいる内容などを、何度も説明しなければなりません。しかし、短時間では支援者側に情報が十分伝わらない場合があります。
そこで、このファイルやシートを相談する時などに関係機関に提示することで、的確に情報を伝えることができ、よりよい支援がスムーズに始められるというメリットがあります。

また、成長記録や支援を受けた内容などが1冊のファイルにまとまり、ご本人の成長を振り返る機会にもなります。

支援をつなぐ『あしあとファイル』は、保護者（本人）が持ち、健やかな成長や豊かな生活を願い、早い段階からの本人の生活、教育・医療・保健福祉等に関する情報を記録し、よりよい支援へつなげるための成長の記録です。

支援をつなぐ『連絡シート』（移行支援シート）は、支援内容の継続を図るため、幼・保園所から小学校へ、小学校から中学校への就学期に、中学校から高等学校、就労先等へ在籍園・校と保護者が協力して作成し、情報提供することで、スムーズな移行支援をめざすものです。

「連絡シート」は、「あしあとファイル」の後ろに添付します。また、必要に応じ担当課、在籍園（所）・校を通じて保護者にも渡します。
保護者は、在籍園（所）・校の協力を得て「連絡シート」を作成し、入学前の就学相談時（できれば2月末までに）などにファイルに添付して、就学・進学先学校に提出します。在籍園（所）・校の経由で提出する場合もあります。
就学、進学先の学校は、就学相談時の入手資料や「連絡シート」をもとに個別の教育支援計画を作成し、継続した支援の充実に努めていくことが必要です。

各ファイル名をクリックするとダウンロードできます。

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