下水道(汚水管)に雨水が流れ込まないようにしましょう!
- [2018年8月1日]
- ID:12624
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1.京田辺市は「分流式下水道」です
京田辺市の下水道は、汚水と雨水を別々に流す「分流式下水道」です。
汚水とは、ご家庭のトイレやお風呂、台所などから出る水のことで、下水の終末処理場できれいな水に処理されて河川に放流されています。
雨水は、道路側溝からそのまま近くの河川に放流されています。
京田辺市の汚水については、本市を含めた6市2町(京田辺市、京都市、宇治市、城陽市、八幡市、木津川市、久御山町、井手町)の汚水が、八幡市にある洛南浄化センター(別ウインドウで開く)で汚水処理されて宇治川に放流されています。
2.雨天時の汚水量が増加しています
近年、雨天時には、晴天時と比べて2倍以上の量の汚水が下水の終末処理場に流れ込んでいます。
6市2町の汚水が流れ込む洛南浄化センター(別ウインドウで開く)においても、雨天時に流入する汚水量の増加により汚水処理への負荷が増大している状況です。
京田辺市としましても、雨天時における汚水量の増加についての調査を実施しているところです。
3.正しく下水道に接続しましょう
雨天時の汚水量の増加について考えられる原因のひとつに、家の屋根や庭に降った雨水が誤って下水道に接続されている「誤接続」があります。
皆さんのご家庭の下水設備(排水設備)についても、正しい接続となっているか確認をぜひお願いします。
分流式下水道 【正しい下水道への接続イメージ図】
トイレやお風呂、台所などからの汚水は下水道管(汚水管)に、家の屋根や庭に降った雨水は側溝または雨水管に、それぞれ分離して流す構造にしてください。
また、宅地内に溜まった雨水を流すために下水道の公共汚水ますの蓋を開けると、汚水が溢れたり、転倒事故につながりますので、絶対に公共汚水ますの蓋を開けないでください。