国指定史跡綴喜古墳群 大住車塚古墳
- [2025年6月5日]
- ID:22483
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大住車塚古墳について
大住車塚古墳(東から)

左:大住車塚古墳 右:大住南塚古墳(北西から)
古墳の概要
所在地
京田辺市大住八王寺
時代
古墳時代前期(4世紀)
所有者
京田辺市
指定年月日
昭和49(1974)年6月11日
令和4(2022)年11月10日(名称変更)
見学
自由に見学いただけます
※駐車場はありません
※ごみは必ず各自でお持ち帰りください
概要
大住車塚古墳は古墳時代前期に造られた全長66mの前方後方墳です。別名チコンジ山(智光寺山)古墳とも呼ばれています。
木津川の西岸のゆるやかに傾斜する標高約30mの水田地帯に立地しています。
昭和49(1974)年に田辺町(現 京田辺市)で初めての国指定史跡として指定されました。その後案内板の設置や墳丘盛土などの整備を行い、現在まで地元住民に愛され続けてきました。
その後、京田辺市から八幡市にかけて広がる古墳時代前期の古墳群が再評価され、大住車塚古墳も綴喜古墳群として令和4(2022)年に新たに指定を受け、「綴喜古墳群 大住車塚古墳」として名称が変更されました。
発掘調査が行われていないため、詳細な内容は確認されていませんが、葺石とみられる石材やわずかに埴輪の破片が採取されています。埋葬施設は竪穴式石槨または粘土槨と推測されています。地形測量の成果や現状の地形から、築造当初は古墳の周りに長方形の周濠があったと推測されます。
また大住車塚古墳の南西には、ほぼ同規模で前方後方墳の大住南塚古墳が立地しています。同規模の前方後方墳が並列する例は全国的に珍しく、当時の社会情勢やこの地域の首長像を考えるにあたって重要です。
お問い合わせ
京田辺市役所市民部文化・スポーツ振興課
電話: (文化/文化財保存活用)0774-64-1300(スポーツ)0774-63-1302
ファックス: 0774-64-1305
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