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あしあと

    京田辺市史編さん以前に刊行された京田辺の歴史書

    • [2024年3月28日]
    • ID:19131

    『田辺町近代誌』

    発行:京都府田辺町 編集:田辺町近代誌編さん委員会 (昭和62年3月刊行)

    価格 2,000円(5000円から値下げしました)※市史編さん室で販売しています。

     本書は、明治維新から刊行当時までの現在の田辺町域(現京田辺市域)の歴史について叙述されたものです。自然、自治、産業、交通・通信、災害、教育、宗教と民俗、文化財、などのテーマ別の構成となっており、それらに加えて概説となる序説、将来の展望、人物伝が掲載されています。本書に先行する歴史書に、古代から戦後期までの通史を叙述した『田辺町史』(昭和43年)がありましたが、本書は明治以降の田辺町の近代史について新たに編さんされました。
     編さんは昭和58年度初頭から企画され、事務局職員や町から委嘱された調査委員が調査を行い、確認された史料を元に地元有識者である執筆委員が本文を執筆しました。編さん顧問の今中寛司同志社大学名誉教授、特別調査委員の露口卓也同志社大学助教授・沖田行司同志社大学助教授(肩書きはいずれも当時)の協力を得て編さんを行い、今中顧問は原田喜代次町長(当時)とともに序文を執筆しています。

    『田辺町近世近代資料集』

    発行:京都府田辺町 編集:田辺町近代誌編さん委員会 (昭和62年3月刊行)

    価格 2,000円(6000円から値下げしました)※市史編さん室で販売しています。

     本書は『田辺町近代誌』編さんの一環として計画され、近代誌と併せて刊行されたものです。『田辺町近代誌』は明治維新以降を中心に叙述されていますが、本書においては、編さんの過程で行われた史料調査により確認された資料について、大永5年(1525年)の「東河原村本役帳(断簡)」から昭和26年の「田辺町経済委員会調査報告書」まで、378点の史料を活字化し掲載しています。
     掲載されている史料は、近代誌編さんの過程で確認された町内外の史料約16,000点から顧問及び特別調査員によって選択されたものであり、京田辺市域の歴史について考える上で貴重な資料が掲載されています。今中顧問と原田町長の序文、露口特別調査員の資料解題を収録しています。

    『京都府田辺町史』

    発行:田辺町 編集代表:村田太平 (昭和43年12月刊)

    ※現在市に在庫はありません。京田辺市立中央図書館、京都府立京都学・歴彩館等に所蔵されているものを参照ください。

     本書は、田辺町域(現京田辺市域)の古代から戦後期までの通史を叙述した全1巻の歴史書です。序編「田辺町の自然と社会」として概説を叙し、その後古代から『田辺町史』が編さんされた当時までの歴史が編年体で記され、「人物伝と民俗」を巻末に掲載しています。
     当時の田辺町郷土史会会長である村田太平氏が編集代表となり、刊行には郷土史会が大きな役割を果たしました。本書に先だち、田辺町郷土史会は『田辺郷土史古代篇』、『田辺郷土史社寺篇』を刊行しており、その成果も総合し、田辺町の事業として刊行されました。顧問には柴田実京都大学教授(当時)が就任し序文を寄せています。同じく序文を蜷川虎三京都府知事が、刊行のことばとして原田喜代次田辺町長が、編纂のことばとして村田太平田辺町郷土史会長(肩書きはいずれも当時)が執筆しており、巻頭に配されています。
     なお、田辺町郷土史会は昭和31年に創立されており、郷土史会創立時の趣意書は令和5年刊行の『京田辺市史資料編第3巻近代・現代資料』に掲載されています。

    『洛南大住村史』

    発行:大住村 著者:西田直二郎 (昭和26年4月刊行)

    ※現在市に在庫はありません。京田辺市立中央図書館、京都府立京都学・歴彩館等に所蔵されているものを参照ください。

     本書は、大住村(現在の京田辺市)の古代から戦後までの通史を叙述した全1巻の歴史書です。大住村は現在の京田辺市の北部地域にあたり、現在の松井、大住地域を村域としました。編さんは昭和21年にはじめられ、昭和26年4月の大住村が田辺町、草内村、三山木村、普賢寺村と合併し、田辺町となるところまで執筆されており、巻末の一文は「大住村の名、ここに消ゆ。仍(よ)つて 大住村史の筆を擱(お)く」となっています。なお、一文のふりがなは新たに付与しました。
     著者の西田直二郎氏は元京都帝国大学教授で、『日本文化史序説』などの著作がある歴史学者です。西田氏が序文を付し、巻末には上田勉大住村元村長、岡本三保三大住村村長の跋文が付されています。
     本書が刊行された昭和26年4月30日時点では、前述のとおり大住村は自治体として存在はしていません。発行者は大住村となっていますが、発行所は大住村役場出張所となっています。
     なお、著者の西田直二郎の日記が残されており、京都大学大学文書館が所蔵している同日記の大住村史執筆関連部分については、令和5年刊行の『京田辺市史資料編第3巻近代・現代資料』に掲載されています。

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    京田辺市役所市民部市史編さん室

    電話: 0774-64-1301

    ファックス: 0774-62-2519

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