京田辺市史の刊行に向けて
- [2021年2月2日]
- ID:15881
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
京田辺市史編さん事業
京田辺市では平成29年度(2017年)から京田辺市史編さん事業を開始しました。
これまで、本市が編さんした歴史書として、昭和43年に『京都府田辺町史』が、昭和62年に『田辺町近代誌』が刊行されています。今回の市史においては、これまでの町史等の編さんの成果に加え、最新の学術的知見を生かした市史の編さんを行うため、京都府立大学や同志社大学などの大学や各種研究機関等に所属する研究者からなる専門部会員が、各分野において調査を進めているところです。
京田辺市の歴史をまとめる上で、京田辺にゆかりのある資料は非常に大切なものです。古い文書類や古い写真、古い地図・絵図などを探していますので、お心当たりのある方は市史編さん室までご連絡ください
今後の刊行予定
京田辺市史においては、時代区分ごととなる本文編を3冊、時代区分および分野別となる資料編を5冊、順次刊行していく予定です。初回刊行分として、令和4年度に近代・現代資料編を刊行します。
近代・現代部会では市所蔵旧町村引継文書(大住村・田辺町・草内村・三山木村・普賢寺村)、市内区有文書、京都府行政文書(重要文化財)、京都日出新聞などを中心に史料調査を行い、資料編の刊行に向けて作業を進めています。
明治から現代までを範囲とする近代・現代分野においては、行政文書や刊行物、書簡や日記類にいたるまで多くの文書が残存しています。資料編に掲載する史料の選定や本文編の刊行に向けた調査活動を継続して行っていきます。
監修:小林丈広(京田辺市史近代・現代部会長、同志社大学文学部教授)
作成:市史編さん室