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    農業委員会の役割と活動

    • [2022年2月2日]
    • ID:7812

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    京田辺市農業委員会は、もうかる農業を目指して農家・農地を支えます。

    令和3年度 農地パトロール

    農業委員会とは

    農業委員会は、「農業委員会等に関する法律」により市町村に設置が義務づけられ、農地法に基づいた農地の管理や農家の地位向上などを目的に、市長の指揮監督を受けない独立した行政委員会です。

    農業委員会の業務

    農業委員会の業務は、農業委員会等に関する法律第6条に規定され、大きく3つに区分されます。

    農業委員会等に関する法律第6条第1項に規定する業務(必須業務)

    農業委員による合議体の行政機関(行政委員会)として、農業委員会だけが専属的な権限として行うこととされる業務です。

    この業務には、農地の権利移動についての許認可や農地転用の業務を中心とした農地行政の執行をはじめ、農地に関する税制、農業者年金などにかかわる業務も含まれます。

    農業委員会等に関する法律第6条第2項に規定する業務(必須業務)

    「農地等の利用の最適化」(担い手への農地利用の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進)を推進する業務です。

    農業委員会等に関する法律第6条第3項に規定する業務(任意業務)

    農業委員会が農業者の公的代表機関として農地の利用調整を中心に地域農業の振興を図っていくための業務です。

    この業務には、農業一般に関する調査および情報の提供などが含まれます。

    農業委員会の体制

    農業委員会は、以下の委員により構成されています。

    農業委員

    ・市長が議会の同意を得て任命

    ・定数:14名

    ・主な業務:農業委員会総会での意思決定、農地の権利移動の許可や転用許可への意見の決定、各種計画等の策定など

    農地利用最適化推進委員

    ・農業委員会が委嘱

    ・定数:11名

    ・主な業務:農地利用の最適化(担い手への農地利用の集積・集約、耕作放棄地の発生防止・解消、新規参入の支援活動)のための実践活動など

    主な活動報告

    京田辺市空き農地情報登録制度(農地バンク制度)・・・平成25年2月~

    遊休農地を担い手や新規就農者にあっ旋することを通じて、農地の有効利用、集積を図ることを目的に、空き農地の橋渡しシステムを制度化。のうぎょう委員会だより等で利活用の呼び掛け、登録農地と借り手のマッチング等、活動を展開しています。

    ※詳細は「お知らせ」参照

    京田辺市農地耕うん作業受委託制度・・・平成25年2月~

    作業受託者(オペレーター)を登録し、農地の維持管理が困難な人にあっ旋することで、良好な農地の保全を図ることを目的としています。農地バンクに登録した農地について借り手が付くまでの間、農地の保全を維持する補完的な制度という位置付けで、のうぎょう委員会だより等で利活用の呼び掛け等、活動を展開しています。

    ※詳細は「お知らせ」参照

    農地の有効利用プロジェクト(レモンプロジェクト)

    荒廃農地を活用し、京田辺市の未来の特産物をつくるレモンプロジェクト

     さまざまな理由によって耕作が続けられなくなり荒れてしまった農地を「荒廃農地」と呼びます。農地は一度荒れてしまうと、労力や資金などに大きな負担がかかります。また、草が繁茂することで病害虫などが発生し、周辺の正常な農地にまで影響がおよびます。

     荒廃農地は、全国的にも増加傾向にあり大きな問題となっています。

     京田辺市農業委員会は、その打開策として平成25年3月、市内にある荒廃農地(約1,400平方メートル)を有効利用するため、野菜などより管理がしやすく、ジャムなどの加工品が作りやすいレモンを約50本定植しました。 苗木からレモンの実が採れるまでには、5年近くかかると言われていますが、成長してしまえば毎年実がなるため、市の特産物を生み出すきっかけになると考えています。

     平成25年12月には、この活動を周知するため市内中学校の美術部にPR看板の作成を依頼。また、のうぎょう委員会だよりで、レモン苗木の愛称を募集し「とんちレモン48」と命名しました。これは京田辺市で有名な一休禅師にあやかってつけられた名称です。

     レモンの管理は、毎月農業委員と市内で随時募集しているレモンサポーターが力を合わせて行っています。ゆくゆくは京田辺市の6次産業化を先導する役割を果たすとんちレモン48。みなさんも、ぜひこのプロジェクトにサポーターとして参加してください。

    田辺ナス農家養成塾(H22~)・えびいも農家養成塾(H24~)

     京田辺は、府内有数のナス産地で国の野菜指定産地です。京都田辺茄子や京野菜で有名なえびいもの生産拡大を目指し、JAが運営主体となって生産のノウハウを養う養成講座を開講しています(えびいも塾は対象が農家のみです)。

     農業委員会は、養成塾を卒業した人へ農地の下限面積の緩和措置や農地のあっ旋などの支援にあたっています。

     

    周囲の迷惑になる耕作放棄地。農地パトロールでしっかり指導!

     農業委員は、日々の生活の中でも地元の農地に異常がないかチェックしています。

     農業委員会では、日常のチェックとは別に、前年度に農地から転用された土地が適正に転用されているかなどの総点検を行っています。「目的どおりに転用されているか」「所有者が変わった後の農地がちゃんと耕作できているか」「新たな耕作放棄地はないか」などの視点から、農地部会に所属する農業委員が市内をパトロールします。

     農地は、所有権などの権利者が適正に管理しなければならないと農地法で定められています。

     農地が荒廃してしまうと、周辺の環境に多大な影響をおよぼします。普段は農家の味方として接する農業委員も、農地の状況確認には厳しい目をもって確認を行います。パトロールの結果、改善の必要がある農地の権利者には、個別で是正を呼びかける指導等を行い、市内の農地が荒れないように改善を求めます。

    お問い合わせ

    京田辺市役所農業委員会事務局

    電話: 0774-64-1368

    ファックス: 0774-64-1359

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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