家族経営協定の締結をおすすめします
- [2015年12月24日]
- ID:2402
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家族経営協定とはどのようなもの?
家族経営協定は、家族による農業経営をより良いものにするために、夫婦・親子の労働時間、労働報酬、休日などを文書で取り決め、それぞれが自覚をもって経営に参画することを目的に締結するものです。
また、経営面・生活面・家事の役割分担など、必要な項目を自由に取り決めができます。
家族経営協定の制度上のメリット
家族経営協定を締結すると、次の支援策などを受けられます。
認定農業者制度
家族経営協定を締結している家族が、共同で経営者となっている場合、農業経営改善計画の認定申請を共同で行うことができます。
これによって、協定を締結している家族も「認定農業者」になることができます。
家族に認定農業者がいる場合は、家族経営協定を締結することで、新たに「認定農業者」になることができます。
農業者年金の保険料の国庫補助
青色申告を行っている認定農業者または認定就農者と家族経営協定を締結し、農業経営に参画している配偶者または後継者であれば、農業者年金に加入する場合に保険料の国庫補助があります。
国庫補助額
- 35歳未満…10,000円(5割)
- 35歳以上…6,000円(3割)
※通常の保険料は、月額20,000円です。