(趣旨)

第1条　この告示は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第194条及び京田辺市選挙管理委員会規程(昭和59年京田辺市選挙管理委員会告示第21号)第12条の規定に基づき、京田辺市選挙管理委員会(以下「委員会」という。)の会議に関し、必要な事項を定めるものとする。

(参集)

第2条　委員は、招集の当日定刻までに会議場に参集し、その旨を委員長に通知しなければならない。

(議席)

第3条　委員の議席は、委員の選挙があった後最初の会議において、委員長が指定する。

(会期)

第4条　委員会の会期は、会期の初めに委員会の議決で決定し、招集された日から起算する。

(委員会の開閉)

第5条　委員会の開閉は、委員長が宣告する。

(会議の開閉)

第6条　会議の開議、散会、延会、中止又は休憩は、委員長が宣告する。

(定足数に関する措置)

第7条　会議中定足数を欠くに至るおそれがあると認めるときは、委員長は、委員の退席を制止し、又は会議場外の委員に出席を求めることができる。

(事務の報告)

第8条　委員長は、議事開始前に、議決の執行その他事務の処理について報告しなければならない。ただし、職員をして報告させることができる。

(日程の作成配布)

第9条　委員長は、会議の日時、会議に付する事件及びその順序等を記載した議事日程を定め、あらかじめ委員に配布する。ただし、委員長がこれを報告して、配布に代えることができる。

(日程の変更及び追加)

第10条　委員長が必要と認めるとき、又は委員から動議が提出されたときは、委員長は、討論を用いないで会議に諮り、議事日程の順序を変更し、又は他の事件を追加することができる。

(散会及び延会)

第11条　議事日程に記載した事件の議事を終ったときは、委員長は、散会を宣告する。

(議案の提出)

第12条　委員が議案を提出しようとするときは、文案を作成して理由を付し、あらかじめ委員長に提出しなければならない。ただし、急を要する場合は、この限りでない。

(修正の動議)

第13条　修正の動議は、文案を作成して、あらかじめ委員長に提出しなければならない。ただし、急を要する場合は、この限りでない。

(事件の撤回又は訂正及び動議の撤回)

第14条　会議の議題となった事件を撤回し、又は訂正しようとするとき及び会議の議題となった動議を撤回しようとするときは、委員会の承認を要する。

(議題の宣告)

第15条　会議に付する事件を議題とするときは、委員長は、その旨を宣告する。

(一括議題)

第16条　委員長は、必要があると認めるときは、2件以上の事件を一括して議題とすることができる。

(議案等の説明及び質疑)

第17条　会議に付する事件は、会議において提出者の説明を聞き、委員の質疑があるときは質疑を行う。

(討論及び表決)

第18条　委員長は、前条第1項の規定による質疑が終ったときは、討論に付し、その後表決に付する。

(議決事項の整理)

第19条　委員会は、議決の結果生じた条項、字句、数字その他の整理を委員長に委任することができる。

(議事の継続)

第20条　延会、中止又は休憩のため、事件の議事が中断された場合において、再びその事件が議題となったときは、中断前の議事を継続する。

(発言)

第21条　発言は、全て委員長の許可を得てしなければならない。

(討論の方法)

第22条　討論については、委員長は、反対者及び賛成者をなるべく交互に発言させなければならない。

(発言内容の制限)

第23条　発言は、すべて簡明にし、議題外にわたってはならない。

(議事進行に関する発言)

第24条　議事進行に関する発言は、議題に直接関係のあるもの又は直ちに処理する必要のあるものでなければならない。

(発言の継続)

第25条　延会、中止又は休憩のため発言が終らなかった委員は、更にその議事を始めたときは、前の発言を続けることができる。

(質疑又は討論の省略又は終結)

第26条　質疑又は討論が終ったときは、委員長は、その終結を宣告する。

(選挙及び表決時の発言制限)

第27条　選挙及び表決の宣告後は、何人も発言を求めることができない。ただし、選挙及び表決の方法についての発言は、この限りでない。

(表決事件の宣告)

第28条　委員長は、表決を採ろうとするときは、表決に付する事件を宣告する。

(不在委員と表決)

第29条　表決宣告の際会議場にいない委員は、表決に加わることができない。

(条件の禁止)

第30条　表決には、条件を付することができない。

(表決の訂正)

第31条　委員は、自己の表決の訂正を求めることができない。

(表決)

第32条　委員長は、事件についての異議の有無を会議に諮り、異議がないと認めるときは、可決の旨を宣言する。ただし、委員長の宣言に対し異議があるときは、委員長は、順次委員の可否の意見を求め、又は会議に諮って投票により表決することができる。

(表決の順序)

第33条　修正案は、原案より先に表決する。

(会議の公開)

第34条　会議は、原則公開で行うものとする。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、会議の全部又は一部を非公開とすることができる。

(会議開催の周知)

第35条　会議及び傍聴手続の開始予定時刻並びに傍聴受付場所について、会議開催の7日前までに京田辺市選挙管理委員会のホームページ(以下「ホームページ」という。)に掲載する等の方法で周知するものとする。ただし、会議を緊急に開催する必要が生じたときは、この限りでない。

(品位の尊重)

第36条　委員は、委員会の品位を重んじなければならない。

(離席の制限)

第37条　委員は、委員長の許可を得なければ、議席を離れることができない。

(委員長の秩序保持権)

第38条　すべて規律に関する事項は、委員長が定める。ただし、異議あるときは、会議に諮って決定する。

(会議録の掲載事項)

第39条　会議録に記載する事項は、おおむね次のとおりとする。

(会議録に掲載しない事項)

第40条　前条の規定による会議録には、委員長が取消しを命じた発言及び次条の規定により取り消した発言は、掲載しない。

(発言の取消し又は訂正)

第41条　委員は、その会期中に限り、委員会の許可を得て発言を取り消し、又は委員長の許可を得て発言の訂正をすることができる。

(会議録の署名者)

第42条　会議録には、委員長及びその会議に出席した委員が署名しなければならない。

(会議結果の公表)

第43条　会議開催後会議の要旨を作成し、1月以内にホームページに掲載する等の方法で公表するものとする。ただし、やむを得ない事情があるときは、この限りでない。

(傍聴者の定員)

第44条　傍聴者の定員は、5名とする。ただし、会場の規模その他やむを得ない事情等により委員長が必要と認めたときは、定員を変更することができる。

(傍聴の受付)

第45条　傍聴を希望する者は、会議開始時刻の30分前から10分前までに京田辺市選挙管理委員会会議傍聴受付簿(別記様式)に自己の氏名及び住所その他委員長が必要と認める事項を記入しなければならない。

(傍聴者の遵守事項)

第46条　傍聴者は、次に掲げる事項を守り、静穏に傍聴し、会議の公正かつ円滑な運営を妨げてはならない。

(傍聴者の退場)

第47条　委員長は、会議を非公開とする決定があったときは、傍聴者に対し、速やかに退場するよう指示しなければならない。

(違反に対する措置)

第48条　傍聴者がこの告示に定める事項に違反する場合は、委員長等がこれを制止し、その命令に従わないときは、その者を退場させることができる。

(委員の資格決定要求)

第49条　委員の選挙権の有無について、その決定を委員会に要求しようとする委員は、要求の理由及び証拠書類を整えた要求書を作成し、これに署名押印して、委員長に提出しなければならない。

(補則)

第50条　この告示に定めるもののほか、委員会の会議について必要な事項は、会議に諮って決定し、又は別に定める。