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    令和2年度消費生活相談の概要

    • [2021年7月5日]
    • ID:16464

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    京田辺市消費生活センターは、消費生活に関する市の相談機関です。
    消費生活相談員が、事業者との契約や商品・サービスの品質等に関する相談を受け、助言や必要に応じてあっせんを行っています。

    • 相談日:平日
    • 受付時間:午前9時~正午、午後1時~4時

    1.相談件数の推移

    年度ごとの推移

    令和2年度の消費生活相談の受付件数は567件でした。前年度(545件)に比べて22件(前年比104%)の増加でした。

    相談件数の推移

    月別の推移

    月平均、47.3件の相談があり、最も多く相談が寄せられたのは8月(58件)でした。

    月別相談件数の推移

    相談方法の内訳

    相談の方法別では、電話による相談が391件、直接来所して対面での相談が175件、文書での情報提供等は1件でした。
    相談方法の内訳

    2.契約当事者の傾向

    契約当事者の内訳は、男性274名、女性273名、団体(行政・企業)15件、性別不明が5名でした。

    契約当事者の性別・年齢別件数

    3.相談の特徴

    相談内容を商品・役務別にすると、以下のようになります。
    商品・役務分類別件数

    商品・役務別から見た特徴

    上位3位は平成29年から同じ傾向が続いています。

    第1位:運輸・通信サービス 98件(前年比110.1%)

    • スマホの乗換え契約、タブレットやオプションの抱き合わせ販売、光回線や電気など他の契約とのまとめ契約など、通信サービスの契約に関する相談がありました。
    • 詐欺被害の相談では、アダルトサイトのURLやおとり広告をクリックして登録料を請求されたり、スマホのSMS(ショートメッセージサービス)を使って有料コンテンツの退会手続きを求められたり等の相談がありました。

    第2位:商品一般 60件(前年比125.0%)

    • スマホや携帯のSMSに、実在する宅配便業者から荷物の受け取り連絡を求めるメールや、実在する大手ショッピングサイトから「購入した商品代金が未納のため提訴する」という通知メールが届いたが本物かなど、真偽を問う相談が多く寄せられました。
    • 海外から注文した覚えのない荷物が届いたがどう対処すれば良いかという相談もありました。

    第3位:金融・保険サービス 58件(前年比109.4%)

    • 保険サービスでは、海外旅行保険や家財保険の給付をめぐる相談がありました。また、問合せ担当者の応対ぶり、音声テープの応対なので問合せが出来ないなど、コロナ禍で窓口規模が縮小される中での接客対応に関する苦情がありました。
    • 借金、サラ金、ヤミ金に関する相談は26件でした。
    • 実在するクレジットカード会社を名乗ってアカウント情報を更新するようメールを送信してくるフィッシング詐欺についての苦情相談のほか、巧妙な手口について種々の情報提供を受けました。

    「修理・補修サービス」が急増

    水漏れの修理、エアコン修理、害虫駆除、解錠サービスなどをインターネットで検索すると「24時間いつでも駆けつけます」「見積無料」といった修理業者の広告が上位に表示されます。休日や夜間に駆けつける点や現場を見ないと金額が決まらない点から、高額料金や作業内容についての苦情が12件と増加しました。

    コロナウイルス感染症拡大に関連した相談

    • 最も多かったのがインターネット通販で注文した品の延着による混乱、次に海外留学先や海外航空会社との解約トラブルでした。その他、学生マンションの空家賃、スポーツジムの会費、生活困窮の相談もありました。
    • 4~6月頃はマスク等衛生資材の不足や品質についての苦情が多く、事業者がリモートワークで業務を縮小したため電話がつながらない、工事を中断されたなど顧客サービス低下についての苦情も目立ちました。
    • 在宅時間が増えたり、収入が減ったりしたことにより在宅ワーク・副業に興味を持つ人が増え、ネット上で仕事に関する情報を高額で購入したが実際には価値のない情報だったといった相談も多数寄せられました。

    販売購入形態から見た特徴

    • 通信販売に関する相談は前年度に続いて販売購入形態の中で最も多い198件で、相談全体の34.9%を占めました。これは新型コロナの感染・被害が拡大する中で「新しい生活様式」の実践が推奨され、スマホを使ったインターネット通販や電子決済の利用が急速に拡大したことの反映と思われます。
    • 訪問販売についての相談も86件(前年比191.1%)と増加しました。相談全体の15.2%にあたり、なかでも「台風で被害のあった家屋の傷みを火災保険を使って無料で修理できる。保険会社に手続きをするサポートをする」と言って火災保険の給付申請代行サービスを勧められたという相談が19件と急増しました。

    4.処理結果

    受付した相談について、当日中に支援を終了した事案は369件、継続的に支援を行った事案は198件でした。
    処理期間

    事業者に対し、あっせんによる解決を試みた事案は合計63件で、あっせん率は11.1%でした。
    (あっせんにより消費者苦情が解決したものは53件、双方の主張が折り合わずにあっせん不調と判断したものは8件、現在もあっせん継続中が2件) 

    処理結果

    お問い合わせ

    京田辺市消費生活センター
    京田辺市役所 経済環境部 産業振興課内
    電話:0774-63-1240 (相談専用)
    午前9時~正午 午後1時~4時