「京田辺市行政改革実行計画(フォローアップ計画)」について
- [2021年5月25日]
- ID:5552
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
1.京田辺市行政改革(フォローアップ計画)について
(1)これまでの経緯
京田辺市では、第3次京田辺市総合計画に掲げる諸施策を着実に推進するため、行政改革に取り組んできました。
平成17年度に行政改革の指針となる「新京田辺市行政改革大綱」を策定し、平成18年度に大綱に基づいた取り組みを計画的に進めるための「京田辺市行政改革実行計画」を策定しました。
実行計画は、各部局が積極的に取り組んだことにより、一定の成果を得ることができ、また財政の健全化においても、目標としていた効果額を達成することができました。
(2)計画策定の趣旨
市町村の行財政のあり方は、常に見直しをしていくことが必要です。
これからの行政改革は、これまでの成果を踏まえつつ、「量」的な削減から「質」的な向上へと重心を移しながら、新しい時代に求められる取り組みを進めていくことが必要とされているところです。
この計画は、こうした取り組みを55の実行プログラムに重点化することにより、全庁が一丸となって集中的に改革を推進するために策定したものです。
(3)計画期間
この計画の実施期間は、平成25年度から平成27年度までの3年間とします。
(4)推進体制
この計画を総合的かつ組織的に推進していくために、「京田辺市行政改革推進本部」において、毎年度、その進捗状況や成果を把握しながら進行管理を行います。
2.実行計画(フォローアップ計画)が目指すもの
この計画は、「新京田辺市行政改革大綱」の理念を踏まえ、次の3つの項目の推進を目指してまいります。
(1)市民と行政とのパートナーシップの構築
市民と行政とのパートナーシップを構築するために、市民の声をよく聞き、市民とともに考え、市民とともに実行していくことを基本姿勢として、市民参画の仕組みづくりやそれを支える人づくりなどを推進します。
・ 市民参画や協働の促進、支援のための仕組みづくり
・ まちづくりを支える人づくり
・ 広報、広聴機能の充実
・ 積極的な情報公開等
(2)より質の高い行政サービスの提供
より質の高い行政サービスを提供するために、市民の視点を持って窓口サービスなどの改善に努めるとともに、行政サービスの公平性確保の観点から、各種手数料等の受益と負担のあり方の見直しなどを推進します。
・ 窓口サービスの向上
・ サービスの公平性の確保と受益者負担の見直し
(3)効率的な行財政運営
効率的な行財政運営を推進するために、収納率向上などの自主財源の確保、歳出全般の抑制などの財政の健全化に努めるとともに、限られた資源を効率的に運用して最大の効果を上げるため、事務事業の見直しや職員の能力を発揮できる環境づくりなどを推進します。
・ 自主財源の確保
(収納率の向上、市有財産の活用、税源の確保)
・ 歳出の抑制
(歳出の削減、公共施設の長寿命化による修繕コスト縮減)
・ 事務事業の効率化、適正化
・ 民間委託等の推進
・ 職員の能力を発揮できる環境づくり
京田辺市行政改革実行計画(フォローアップ計画)